よんこま文化祭2023 備忘録
お疲れ様でした。
……
お疲れ様でした。
人の家に押しかけて騒いで3時間眠り、帰りの新幹線の中でこれを書いている。ありがとうございました…感謝…
よんこま文化祭、お陰様で無事サークル参加できました。来て頂いた皆様はありがとうございます。当サークルには珍しく頒布物が複数あり(!)、そのせいでペーパーを渡しそびれるポカもありましたが、まあ概ねつつがなくやれたと思います。流石にもう二回経験してるから小慣れ感が出てきましたね、わはは…(チラシを追ってコイントレー代わりの箱を作りながら)
あと今回からポスタースタンド(小)を導入しました。サークル側の手元も隠れて中々便利ですね。お品書きを付けといたけど、訴求力は…どうなんだろう?
全体の話ですが…今回は奇しくも放すについて無限にろくろを回し続けるサークルが二つも現れたのが見ていて面白かったです(他人事)
来年…来年の話はまだ分からないけれど、「これで辞めよう」とは思ってないのでまたなんかやりたいですね。コミケへの参加とか…(それは無茶じゃないかな?)
・本について
新刊ですが、正直今回は内容が内容なので(ほんとだよ)、果たして手に取ってくれるのかこれ?と戦々恐々してましたが、思いの外来てくれる方が多く、ありがたいことに前回と同じくらいは捌けました。ありがとうございます。川崎まで来て良かった、と思えました。売れないととても悲しいので…
ただ前回より印刷数をちょっと増やしてるので、手元にまとまった数の在庫があります。通販…は面倒なので希望が無い限りはしませんので、ぼちぼち配ったり何処かに持ってったりしていきたいと思います。来年もお品書きが作れて嬉しいですね。永遠に成人向けゾーンから逃れられない…全年齢島に行きたい…
ペーパーも概ね手に取っていただけたようでよかったです。それはそれとしてお前はちゃんと買ってくれた人に渡せ、という感じですが。あと気がついたんですけど、ペーパーの残り枚数で在庫管理が簡単にできるのでは…?今回新刊をどれだけ持ってきてどれだけ売ったんだか完全にわかんなくなってたんですけど、ペーパーの印刷枚数は覚えてたので減り具合で売上を把握できた、という背景があります。「どんぶり勘定過ぎだろ!」というのは、まあ…そもそも趣味でやってることでお金のことでいちいち煩いたくない(滅茶苦茶)
昨年の既刊…「まほろさん…」に関してですが、今回も手に取ってくださる方がいましたので(本当にうれしい)、めでたく現在手元に2部だけになりました。「どうしても欲しいぜ!」という方が現れない限り今後イベントに持っていくことはないので、何かしらの形で公開するのもアリかな、と思ってます。公開したとて果たして見てくれるの…?という恐怖心はありますが…
既刊が増えると並べるものが増えて楽しいと言われ、確かにその通りだと感銘を受けていたのですが、困ったことが一つ。
「既刊が増えると荷物が加速度的に増える」
…正直、今回でかなりギリギリな感じでした。成程、なにゆえ皆スーツケースを転がしているのかがよく分かりました。荷物が多いんですね。でも鞄一つで新幹線飛び乗りスタイルを崩したくない気持ちもあり、どーしたもんだか…と内心思っています。会場に直接搬入とか宅配で送るとか、まあ手は色々あるんでしょうが、それをするほどまでの売上みたいなのは現状無く…やっぱりスーツケースごろごろ転がしてくしかないのかな〜…
・本の内容について
振り返ってどうする…?とは思いますが、まあ備忘録的に。
……思い出せることが、無い。前回の時もそうでしたが、「こういうものを作りたい」という衝動をほぼ覚えてないんですよね。記憶から消してるんですかね。
ただ成長があるとするなら、今回の本に関してはかなり自分で読み返すことができてます。届いて2日くらいは自分で読んでニヤニヤしてました。「こんな自分好みな本がこの世にあるんだ!?」それはそう、何故ならお前が描いたんだから…お前の好きな成分しか含まれてないのだから…味の濃いものしか入ってない弁当箱みたいなもんだよ…
でも読んだ人はどう思ったんでしょうね?気になります。自分以外の人にはあれがどう映るんだ…??当サークルは手心のある感想をいつでもお待ちしております。
暫定的に感想送りツールを使ってみるか…欲しすぎるので
しかし実際、成人向けを出し続けるのもどうなんだ?みたいな気持ちも無くはないです。どうなんだろう。買ってくれた方がコメントに窮しているのではないか、と時々不安にはなるが…まあ自分がやりたいからやってるだけなんで、これで良いんだろう。
自分が何故成人向けを描いているのか?に関しては今はまだ解き明かそうとは思わないので、「なんか不審な人物がいるなぁ」位に留めて置いてもらえると嬉しいです。自分でも「一年に一回くらい成人向け本描いても良いだろ」と思いながらやってます。でもふとした瞬間にエロシーン描くのが上手くなってることを自覚して、「自分がエロを描いてる」という事実に一人でウケたりしてます。不思議ですね。
ペーパーは自分にしては中々良く出来たと思います。打ち上げでお供えの描写のお褒めを頂き、描いて良かったなぁ、と思いながらビール飲んでました。もうちょっとこういう本は描けんのか?無理か……
色紙…色紙も描いたんですが…撮り損ねたので持ってる方は写真送ってください。中々良い色紙ができた筈なので。
〜以下、思ったこと〜
「なんか本を作りたい」自我と「イベントでサークル参加したい」自我がはっきりと分かれていて、本を作りたい方の自分は印刷物が届いた時点で満足し切ってしまう。だから、サークル参加してスペースに座っている自分の心境としては「他人の成果物を我が物顔で売ってる」心地なのである。
そんな訳あるかい、と思われるかもしれない。が、実際、褒めて頂くと他人事感覚でよく分かんない返答をしてしまう(本当にすみません…)。なので、スペースに座っている人間が挙動不審な返答をしても「こいつは売り子なんだな」と多少大目に見てほしい。でも嬉しい言葉は素直に嬉しい。矛盾である。
結局のところ、自分の中で創作欲(本当にそんなものがあるのか…?)と自己顕示欲が上手くリンクしていないのが問題なのかなあ、と思う。フォロワーを増やしてもっと多くの人に見てもらおうとか、やれることは勿論沢山ある訳だけど、それをしようという気力が「まあ本が出来たんだから良いじゃん」という創作欲の満足によって消滅してしまっている。今後の課題だね、と言ってしまえばもうそれで片付いたと思って二度と考えないだろう。どうにかしなければいけない…と口先だけで思う。
とはいえ一点成長があるとするなら、「本を作ることと手に取ってもらうこと」が分化でき始めたのは良い傾向だと思う。手に取ってもらえないからとて価値がなくなるわけでは無いのだから…それはそれとして悲しいけどね。
ともかく、今回のサークル参加は良い意味で肩の力が抜けた感じがしてて、自分でも良かったなあ、と思ってます。この位でちょうど良い。
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・今後の展望
来年…来年はどうなるの?よんふぇす自体は開催するみたいですが、自分が参加できるかは分からないです。ネタも…頭が今コミティアに向けてセットアップされているので、今は特に何も考えてないです。
おおかた察せられてるかもしれないことですが、自分の創作の方向性は「コミティアとよんふぇす」の二軸で固まりつつあります。他の方の合同誌に寄稿したりと、オリジナルもぼちぼちやっています。興味ねーよ、と思われるかもしれませんが、あたたかく見守って頂けますと嬉しいです。
さておき…実は7割くらい完成してる2次創作成人向けが一本あって、これの扱いをどうするかちょっと悩んでます。今回の新刊も、元はといえばこの未完作と合わせて一冊の本にする為の短編でした。結局そうはならなかったので、相変わらず未完作は未完作のままiPadに取り残されています。正直クオリティとしては現状の自分から見ると甘い点が多々あるわけですが(「まほろさん」直後くらいに製作した為)、しかしこのまま死蔵するのも勿体無いという気持ちもあり…何かしらの形で本にしたいなあと思っています。+@して〇〇詰め本とか…?そういうのの方が夢があって良いかもしれない、成人向けだけど…
あと人を誘って合同誌をやりたいという夢があるけれど、これもこれで中々大変そうなので怖気気味ですね。自分の苦手な工程があまりにも多い…やり遂げられる気がしない…
それこそ一年後に向けてレベルの話だと思うし、今から動き出したほうが良いんじゃないのか…?検討します。
こういうあれこれ思ったこともすぐに忘却してしまうので、帰り道でワッと書き連ねてみました。備忘録的な内容なので他の人が読んで面白いのかは分かりませんが、まあ概ねこういうこと考えながらやってます、ということだけでもご理解頂けますと幸いです。